①消えた記憶

 年の瀬。12月後半。

 

無理に笑わない。
無理に前向きにならない。
無理に起き上がらない。

 

そんなことに1〜2週間を費やした。

 

何をたいそに言うてるの?と言ってやりたい自分がすかさず出てくる。
だってそう、ただの甘えです。
でも疲れたんだ。
だから思いっきり甘やかしてやった。

  

いちおう、何か見つかればという思いで
中学生の頃、毎日書いていた部活日誌から、
高校、短大、フリーター時代、
絵日記、そういうものを全部読み直したりもした。

 

しかし、あえなく絶望。

 

だって中学生の頃のわたしがさ、
「自信がない」
「笑うのをやめたら何もない」
「私はみんなから明るくて前向きだと思われているからそう在らなければ」

 

とかなんとかって今と同じようなこと言うんだもん。

 

挙句10年後の自分が今こうして
10年前の自分の声を聞きに行く始末。
・・だめじゃん(笑)嫌なもん見ちゃったな、くそ。

 

笑っちゃう思いで泣こうとした。
でもやっぱり涙は何かにせき止められた。

 

でもね

 

そんな風にやってたらね、
あー朝の海みてーー・・って
ぼんやり思って

 

ハ!!!!!
ならば行こう!!!!!
ってなった。

 

車に布団積んで、夜の1時に和歌山を出て
スピードは120km、(夜中だからね)
車が震えるような爆音で音楽をかけて南へ。

 

高校生の頃、毎日聞いて居た音楽から、
短大、フリーター時代、大人
17歳のあの夏の日、自転車に乗って行けるところまで行ったあの日のアルバム。
そういうの全部聴き直した。

 

忘れてたことも思い出す。
生きて来たなぁ。だけどもう居ない。

 

月の光と少しの恐怖の中、
布団をかぶって浅い眠りの中へ・・

 

 

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Yo La Tengo はここ最近知った。音楽のことはよくわからないんだけど、
戸惑いや漠然とした混乱、儚さ、歪み、鈍い痛みと、それ故の輝き、尊さ、若い感覚を
感じさせる音がすごく心地よくてこの日の眠りにはぴったりだった。) 

 

 次の記事。

yorunohikari.hatenablog.jp