④獣のように

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yorunohikari.hatenablog.jp

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帰り道。
海は遠ざかる。

 

大丈夫だ。またしんどくなったらここに来ればいい。
ずっと海にいるような穏やかな気持ちで生きなくてもいい。
思いっきり泣いたり壁にぶつかったりして
乗り越えて最高に喜んだり笑ったりして生きたいんだ!

 

強くなりたい。変わりたい。
ここに来たらまたこうしてここに海が在れば大丈夫だと思った。
その日まで。

 

帰り道。
失って来たものを想う。

 

14歳の頃の自分の言葉。
23歳の今の自分の言葉。
変わらない自分・・

 

色んなものを失って来たのに。
色んなものを教えてもらって来たのに。
変わらない自分。

 

ん?
"教えてもらった"・・

 

何を?
1つずつ思い出す。
1人ずつ思い出した。

「楽しさ」「優しさ」「素直さ」「安らぎ」「強さ」

 

それぞれにちゃんとあった。
ちゃんと知って来た。
あの楽しさを、あの人の優しさを知っている。
私は、知っている。

 

失って来たのではない。

 

はっきりと感覚で実感した瞬間だったように思う。
生きている実感にも近かった。

 

途端に涙が溢れて来た。
次から次へと。前が見えない・・
溢れてくるものは、
涙になるだけじゃ間に合わなくて、声をあげて泣いた。

息ができない。いつぶりだろう。
ずっと泣けて居なかったのに。

 

それは、すごく不思議な感覚だった。
感情というより、感覚だった。
心と体が一緒だった。

 

今、私にできること。
今から、私ができることをやろう。
やるしかないし、やる。

 

確信に変わった。
私は生きていけるし、生きていく。
「愛」を知りたい。生きよう。

 

(この日でダークで沈んだ自分第1章が幕を閉じる。)